リハビリテーション部の特徴

400平方メートルのリハビリ室 + 屋外スペース

400平方メートルのリハビリ室には治療ベッド,物理療法機器各種,ウェイトスペース,ランニングマシーン,エアロバイク,エクササイズ器具各種,筋力測定機器,更衣室,シャワー室を揃えています.鏡前のフリースペースでは歩行練習,各種動作練習やエクササイズ,そしてスポーツ復帰を目的としたアスレティックリハビリテーションが可能です.

また人工芝で覆われた150平方メートルの屋外スペースではキャッチボールやボールを使った動作練習などを実施しています.

リハビリ室
リハビリ室
バレーボールネット
バレーボールネット
ウェイトスペース
ウェイトスペース
屋外スペース
屋外スペース

リハビリテーション室紹介動画はこちら!!

各種スポーツ種目に対応,復帰までサポート

リハビリ室の床は体育館と同じ,足への衝撃が小さい仕様になっています.また天井一部は高さ6.1mの吹き抜けとなっており,バスケットボールの3Pシュートを打つことも可能です.室内にはバスケットゴール,バレーボールネット,バドミントンネット,テニスネットを,屋外スペースには野球マウンドや防球ネットを取り揃えており,各種スポーツ種目に応じたアスレティックリハビリテーションや動作練習を行ない復帰までサポートしています.

また膝靱帯や半月板術後のリハビリテーションにおいては患者さま所属の部活動への訪問を実施し,より良いスポーツ復帰に向けたサポートを行なっています.

当院理学療法士のうち6名がスポーツ理学療法 認定理学療法士,2名が日本陸上競技連盟トレーナー資格を取得しており,より良い診療のため研鑽を重ねています.

リハビリ室
 
バレーボールネット
 
ウェイトスペース
 
屋外スペース
 

アスレティックリハビリテーションの例

膝関節疾患に限らず,整形外科疾患全般の外来リハビリテーションに対応

膝関節疾患を中心に腰痛や股関節痛などの整形外科疾患やスポーツ疾患の外来リハビリテーションに対応しています.これには「手術をしないでリハビリや注射・薬で症状を和らげたい」,「他の病院で手術を受けたけど,退院後にリハビリができる病院を探している」といった方々が当てはまります.当院でのリハビリテーションを希望される方は「リハビリの流れ・予約案内」の項をご覧ください.もちろん当院で手術を受ける予定,もしくは受けた方々もこれに該当します.次の項目をお読みください.

また当院理学療法士のうち1名が運動器理学療法 専門理学療法士,4名が運動器理学療法 認定理学療法士を取得しており,より良い診療のため研鑽を重ねています.

術前リハビリから退院後の外来リハビリまで一貫して対応

膝人工関節置換術,膝靱帯再建術,そして高位脛骨骨切り術など手術の種類を問わず当院にて手術を受けることが決まりましたら,患者さまには外来通院での術前リハビリテーションを開始していただいています.これは低下してしまっている下肢の筋力や関節可動範囲を術前のうちに可能な限り改善しておくことで術後のよりスムーズな回復が期待できるためです.また入院中はもちろん,退院後の外来リハビリテーションも当院にて一貫して対応しており,日常生活,仕事,趣味,スポーツ,そして旅行といった患者さまそれぞれの目標獲得へ向けたお手伝いをいたします.

当院での一貫したリハビリテーションイメージ

担当の理学療法士が患者さまごとに治療メニューを作成

患者さま個々の症状や状態,ニーズに合わせて理学療法士が問診や各種検査を行い,治療メニューを作成しています.詳しくは「リハビリの流れ・予約案内」の項をご覧ください.

また当部では患者さまのリハビリテーションを一人の理学療法士が継続的に担当する制度をとっています.これは患者さま個々のニーズ,状態や経過の細かな変化に合わせた治療を提供するためです.何かお困りのことがございましたら担当の理学療法士にお気軽にご相談ください.

問診の様子
問診の様子

夜間診療,土曜午前診療あり

日中お勤めの方や遠方の方も来院しやすいよう,当部では夜間診療,土曜日午前診療を行っています.

火曜は受付締め切り18時・診療終了19時,土曜日は受付締め切り12時・診療終了13時となっています.

詳細は「リハビリの流れ・予約案内」の項をご覧ください.

リハビリテーション部の取り組み

患者さまにより良いリハビリテーションを提供するため,当部では実技練習会,症例検討会,英語論文抄読会などを行い技術や知識の向上に取り組んでいます.また院外で開催される各種研修会や学術大会にも積極的に参加し,最新の知見の獲得にも励んでいます.

英語論文抄読会(コロナ禍)
英語論文抄読会(コロナ禍)